採用情報

入社したのは10年前なのですが、実はいわゆる正社員として就職をした会社はこちらが1社目でした。

大学を卒業した後、ロースクールに通って、司法試験に挑戦したのですが、合格することができず、浪人中は資格試験予備校で働いていました。なかなか合格せずそろそろ就職をしたいなと活動していましたが、幸い、2〜3社目で今の会社の人事部長の目に留まり、面談に呼んでいただきました。

基本的にはずっと総務で法律やガバナンス関係を中心に仕事をしています。

過去に少しだけ経営企画の仕事に携わった時期もありました。役員の考えを間近で聞き、数字を見る勉強ができ、経営的な視点も身についたので、とても良い経験でした。

法律やガバナンスの仕事というとある程度決まった枠の中で仕事をしていくイメージがあるかもしれませんが、M&Aで新しく加わる会社や業種については1から勉強することばかりです。私は好奇心が旺盛なタイプなので、日々知らない知識を吸収していけることがとても楽しいです。

グループ各社の担当者の方からの法律的な相談に対して、的確なアドバイスができた時もうれしい瞬間ですね。

1年目から責任ある仕事を任せていただいて、会長・社長・役員の方々に直接説明をする機会もありました。最初は緊張感もありましたが、経営者は何を求めているのか、自分にできることは何かを考える習慣がつきました。

また、グループ会社の総務担当者とやり取りをしながら業務上必要な伝達・依頼をしていく機会も多いんです。こちらとしてはフラットに伝えているつもりでも親会社からの指示ということでプレッシャーを感じてしまうかもしれないので、そうならないように気を付けています。法律的な知識を軸に、できるだけ各社の担当者の方々に寄り添いながら話をしていく姿勢は成長したかなと感じます。

当社の最大の特徴かもしれませんが、転職者がほとんどで、バックグラウンドもさまざまなのでそれぞれの違いを知ることがおもしろいです。私は法律という分野で競争社会にいた時間が長かったので、社員同士で助け合う会社風土に最初はとても驚きました。良い意味でギャップがありましたね。

おそらく得意分野が重なっていないから競争をするより協力をする社風があるからだと思いますが、とにかくみんな横と比べることもなく、前を向いて自分の仕事や強みに集中しているように見えます。私自身も自分が勉強したいことや興味がある分野に突き進んでいけるから居心地が良いのだと思います。